院長監修記事が公開されました
更年期と脂漏性皮膚炎の関係性
2026年3月
この度、当院院長・吉田 美奈子が監修した記事「更年期と脂漏性皮膚炎の関係性」が、脂漏性皮膚炎の情報サイト「脂漏性皮膚炎ナビ」(運営:ワイズ製薬)にて公開されました。
更年期は多くの女性が経験するライフステージですが、この時期にお肌や頭皮のトラブルが増えるとお悩みの方も少なくありません。本記事では、更年期と脂漏性皮膚炎の関係について、医学的な観点からわかりやすく解説しています。
記事の主な内容
監修記事のポイント
女性の閉経を中心とした前後10年間(45〜55歳頃)を更年期といいます。この時期、卵巣の働きが弱まり女性ホルモンが急減するため、肩こり・疲労感・頭痛・皮膚のかゆみなど、さまざまな不調が現れやすくなります。
エストロゲンは皮脂分泌を抑制し肌に潤いを与える働きがあります。その減少により頭皮を含む皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激に敏感になることで、かゆみや湿疹・脂漏性皮膚炎が悪化しやすくなります。
更年期には女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強まります。アンドロゲンは皮脂腺を刺激して皮脂分泌を促進するため、脂漏性皮膚炎の症状が現れることがあります。また、ホットフラッシュによる発汗(塩分・アンモニアを含む)も皮膚のバリア機能を低下させます。
脂漏性皮膚炎はマラセチア菌・皮脂分泌・免疫反応など複数の要因が絡む慢性疾患です。症状の改善には、抗菌成分入りシャンプーへの切り替え、食生活の見直し、ストレス管理と質の良い睡眠の確保が重要です。
詳しい内容は、下記リンクよりご覧いただけます。更年期による肌・頭皮のお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考になさってください。
青山Fusion Clinicについて
内科・皮膚科・美容内科・美容皮膚科を専門とし、保険診療と自由診療の両方に対応しています。更年期に関連するお肌・頭皮のお悩みはもちろん、ホルモンバランスを含めた内側からのアプローチもご提案しています。
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📞 03-6721-1554 / 診療時間:9:30〜18:00(水・日定休)
更年期に脂漏性皮膚炎が悪化しやすいのには、明確な医学的理由があります。エストロゲンが減少すると、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強まり、皮脂分泌が乱れます。また、更年期特有の症状であるホットフラッシュによる発汗にも注意が必要です。汗には塩分やアンモニアが含まれており、これが皮膚のバリア機能を低下させ、脂漏性皮膚炎の悪化につながります。
日常ケアとして、まずシャンプー選びを見直してみてください。低刺激タイプで抗菌薬成分入りの、ふけ・かゆみ用薬用シャンプーがおすすめです。香料・着色料・防腐剤が少ないものを選ぶとより安心です。
洗髪は基本的に1日1回。洗いすぎは逆に乾燥を招くため注意が必要です。そして、洗髪後は湿ったままにせず、ドライヤーで根元までしっかり乾かすことが大切です。湿った状態が続くとマラセチア菌が増殖しやすくなります。
思い当たる症状がある方は、ぜひ一度ご相談ください。