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糸リフト(スレッドリフト)

糸リフト(スレッドリフト)とは

糸リフト(スレッドリフト)治療は、皮膚のたるみやしわを改善するための美容整形手法の一つです。この治療は、一定期間が経過すると体内に吸収される特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ皮膚を引き上げることでリフトアップ効果が期待できます。糸リフトの治療は顔や体のさまざまな部位のたるみやしわ改善が可能です。

糸リフト(スレッドリフト)の特徴

非侵襲的治療で小さな傷に抑えられる

糸リフト治療の特徴の一つは、大きな切開を必要とせず(非侵襲的治療)、細い注射針を使用して糸を挿入するため、施術後の傷跡が小さく、目立ちにくい点です。糸の挿入はこめかみ周辺や頭髪内から行われるため、施術後に点状の傷跡が残ることがありますが、これらの傷跡は髪の毛で隠すことが可能です。また、施術でできた傷跡は、多くの場合1〜2週間程度で改善され、傷跡も残ることがありません。

治療後からリフトアップ効果が実感できる

糸リフト治療では、施術後すぐに皮膚のリフトアップ効果を実感できます。施術で使用される特殊な糸が皮膚内に挿入されることで、たるんだ皮膚が引き上げられ、顔の輪郭が引き締まる効果が現れます。施術後のリフトアップ効果は、半年から2年程度続くとされていますが、この持続期間は使用する糸の本数や種類、さらには個人の体質や肌の状態によって左右されるため、あくまで目安となります。また、治癒過程で生成された新しい皮膚繊維が皮膚内に残るため、糸が体内で自然に吸収された後も、たるみ予防が期待できます。

肌の質を改善

糸リフト治療に使用される特殊な糸を皮膚内に挿入することで、皮膚内部でコラーゲンやエラスチンの生成が促されます。これらの成分は、肌のハリや弾力を支える重要な要素であり、増加することで肌がより綺麗に、若々しく見えるようになります。さらに、糸リフトの効果は糸が体内に吸収された後も持続します。糸が挿入されたことによる刺激で生成されたコラーゲンやエラスチンは、糸がなくなった後も肌内部に残り、長期にわたって肌にハリや弾力を提供し続けます。これにより、糸リフト治療後も持続的な肌質の改善が期待できるのです。

糸リフト(スレッドリフト)治療で使用する糸の種類

PDO(ポリジオキサノン)糸

PDO(ポリジオキサノン)糸は、糸リフト治療において使用される安全性の高い素材で、もともとは外科施術での縫合用として用いられています。この素材は、細かなしわの改善に特に有効であり、皮膚の下に挿入されると、自然なリフトアップ効果を生み出すだけでなく、コラーゲンの生成を促進し、肌の質感を改善する効果があります。また、PDO糸の持続期間は6ヶ月から12ヶ月程度とされています。

PLLA(ポリ-L-乳酸)糸

PLLA(ポリ-L-乳酸)糸は、糸リフト治療で使用される素材の中で、アメリカのFDA(食品医薬品局)に認可を受けている唯一の糸です。PDO糸と同様に、PLLA糸も時間が経過すると体内で自然に溶け、吸収される生体適合性の高い素材です。PLLA糸は硬さが特徴であり、頬や顎などのたるみの引き上げに特に適しています。また、PLLA糸の持続期間は約2年(18〜24ヶ月)とされています。

PCL(ポリカプロラクトン)糸

PCL(ポリ-L-乳酸)糸の特徴として、上記2種類の糸と比べて柔軟である点が挙げられます。そのため、口元や目元など、日常生活で頻繁に動かす部位に適用されることが多いです。また、PLLA糸は体内で100%加水分解され、自然に吸収されている点で、安全性が確保されています。また、PCLの効果期間は約2年から3年(24〜36ヶ月)程度とされています。

糸リフト(スレッドリフト)はこのような方にオススメ

施術後、すぐに効果を実感したい

加齢によるしわやたるみを改善したい

エイジングケアを行いたい

短いダウンタイムの治療を探している

長期的・継続的な改善を望んでいる

糸リフト(スレッドリフト)のリスク・副作用について

副作用①:痛み

施術中の痛みについては、患部に局所麻酔を施すため、患者は通常、施術中の痛みを感じることはありません。しかし、糸リフトでは筋肉や皮下組織を引き上げるため、施術後には一時的な痛みや違和感が生じる場合があります。この痛みは個人差がありますが、多くの場合、患者は施術後すぐに日常生活に戻ることができ、痛みも徐々に軽減していきます。施術後の痛みは、通常1ヶ月程度で解消されます。

副作用②:内出血や腫れ・赤み

糸リフト治療は、施術後に「内出血、腫れ、赤み」が発生することがあります。これらは糸リフトが皮下組織を刺激するために起こり得る一般的な反応で、治療の効果には影響しません。

内出血:治療によって細かな血管が損傷し、1〜2週間で自然に色が消えることが多いです。この期間はできるだけ安静にした方が良いでしょう。
腫れ:施術後1〜3日間がピークであり、大抵の場合、1〜2週間で腫れは自然に引いていきます。
赤み:施術後2〜3日で収まる軽度なものがほとんどです。これらの症状は施術の正常な副作用であり、通常は自然と赤みが解消されます。

副作用③:ひきつれ

糸リフト治療後に経験することがある「ひきつれ」は、肌のつっぱりや引きつりのような違和感を指します。この感覚は、施術で使用される糸が神経の近くに配置されること、または患者の皮膚が比較的薄い場合に生じることがあります。しかし、すべての患者がひきつれを経験するわけではありません。この症状は個人差が大きく、施術を受けた人の中にはひきつれを感じないケースもあります。ひきつれは通常、一時的なものであり、大半の場合、2〜3週間程度で自然に解消されます。

リスク①:糸の移動や露出

稀に皮膚の下に埋め込まれた糸が移動したり、皮膚を突き破って飛び出すことがあります。糸が刺入部位から飛び出した場合、専門医による適切な処理が必要となりますので、早めに受診するようにしましょう。

リスク②:アレルギー反応

糸リフト治療を行った方の中には異物反応によるアレルギー反応を起こしてしまうケースが見られます。具体的には「シコリ」「腫れ」「赤み」「かゆみ」のような症状がアレルギー反応に該当します。

リスク③:肌の表面がデコボコになる可能性

糸リフト治療は、皮膚のたるみやしわを効果的に改善する手法ですが、施術後に肌の表面に凸凹が生じる可能性があります。これは、糸が皮膚下に挿入された際に、一時的に皮膚の均一性が失われることによって起こり得ます。特に、糸の配置や皮膚の反応により、施術直後は肌の表面にわずかな凸凹が見られることがあります。

しかし、このような凸凹は通常、1〜2ヶ月の経過とともに自然に改善されることが多く、皮膚が新しい状態に馴染んでいくにつれて、肌の凸凹の状態は解消されます。

糸リフト(スレッドリフト)の施術の流れ

治療前

初診:専門の医師が相談を行い、肌の状態確認や治療の目的をお伝えします。
診断検査:皮膚の状態を確認するため、写真撮影や皮膚のチェックを行います。

治療当日

麻酔の使用:糸リフト(スレッドリフト)治療では「麻酔クリーム」「局所麻酔」「笑気麻酔」の3つの麻酔方法があります。

麻酔クリーム:注射の痛みを軽減する目的で使用されます。
局所麻酔:一般的な麻酔方法で、糸リフトを挿入する箇所に注射を行い、内側の感覚を麻痺させるために使用されます。
笑気麻酔:局所麻酔と併用しておこなわれる麻酔で、笑気という気体を吸うことで、リラックス状態を促します。

治療前日・当日の注意点:
・メイクやスキンケア製品の使用を避ける
・前日、当日の飲酒は控える
・治療しやすく汚れても良い、服装を用意

治療時間:治療に要する時間はおおよそ1~2時間程度

治療後

アフターケアの指示:
治療後の肌のケアに関する指示が提供されます。これには、保湿の徹底、日焼け止めの使用、一定期間の激しい運動やサウナの使用を避けるなどが含まれます。
フォローアップ:
通常、治療後には数週間から数ヶ月後にフォローアップの予約が入ります。これは治療効果の評価や必要に応じて追加の治療を計画するためです。

糸リフト(スレッドリフト)のよくあるご質問

Q糸リフト治療の回復期間(ダウンタイム)はどれくらいですか?

A一般的に、糸リフト後の回復期間(ダウンタイム)は1〜2週間とされており、多くの患者が治療翌日から日常生活や仕事に戻ることが可能です。また、糸が顔に完全に馴染むまでには1〜2週間程度かかる場合があります。

Q糸リフト治療直後のNG行為は?

A糸リフト治療後は以下の行為には注意が必要です。
・なるべく顔を触らない
・口を大きく開けない
・激しい運動、飲酒
・サウナの使用
・フェイシャルマッサージ、レーザー・高周波治療などの施術

Qどのような方は糸リフト治療に適さないでしょうか?

A下記に該当する方は糸リフト治療に適さない可能性があります。
・重度のたるみやしわがある方
・慢性的な皮膚疾患がある方
・自己免疫疾患や敗血症、感染症を患っている方
・妊娠中または授乳中の方
・使用する糸の成分にアレルギーがある方
・重度の心臓病、糖尿病のある方
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