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HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]

HIFU(ハイフ)治療とは

HIFU(ハイフ)治療は、高密度焦点式超音波治療法(High Intensity Focused Ultrasound)の略。特定の部位に集中した超音波エネルギーを用いて皮膚を加熱し、引き締めとリフトアップを行う先進的な美容治療です。この方法は、薬剤を使用せず、治療に必要なのは超音波を効率的に患部に伝達する水やジェルのみです。HIFU治療は非侵襲的で、皮膚の深層部に働きかけることで、自然な若返り効果を目指します。また、HIFU治療は顔だけでなく、首、デコルテ、さらには体の他の部位にも適用できます。

HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]の特徴

非侵襲的な施術

HIFU治療は、非侵襲的な治療法であり、メスもハリも使用しません。この方法では、超音波のエネルギーを利用して、体内の特定の組織に高い熱を集中させ、治療を行うことができます。従来のレーザー、IPL(光治療)、高周波、赤外線などのエネルギーベースの治療機ではアプローチが難しかったSMAS(筋膜)に対しても、HIFU治療は非侵襲で効率よく熱を与えることが可能です。

局所的な治療

HIFU治療は高強度焦点超音波を用いて、特定の組織に直接エネルギーを集中させることができます。この手法は美容目的以外にも、「前立腺がん」「膵がん」「子宮筋腫」などの治療にも用いられています。超音波は非常に正確に焦点を絞ることができるため、特定の箇所に限定して治療を行えます。そのため、周囲の健康な組織への影響を抑えることが可能です。

短時間での治療

HIFU治療の所要時間は、部位や必要なショット数によって異なりますが、30分前後が一般的です。短時間の施術は、回復期間の短縮につながるため、身体への負担の軽減が期待できます。30分程で施術を終えることができるため、仕事帰りや隙間時間を活用される方も少なくありません。長時間の治療や入院を必要とする他の医療手段と比べると、手軽に受けられる点がHIFU治療のメリットの1つだといえます。

HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]はこのような方にオススメ

回復期間(ダウンタイム)を短くしたい方

回復期間(ダウンタイム)が短く、通常は数日から1週間以内に日常生活に戻ることができます。そのため、回復期間のための長期スケジュールを確保する必要はありません。もし、治療後に赤みや腫れが起こった際には、症状を軽減させるために、アイスノンなどを使用して患部を冷やすとよいでしょう。

フェイスラインをひき引き締めたい方

HIFU治療は、フェイスラインのたるみやシワに悩む方に特におすすめです。フェイスラインのたるみやシワの原因の一つとして、SMAS筋膜の緩みが挙げられます。SMAS筋膜は、皮下組織(脂肪層)の下にあり、表情筋を覆う薄い膜で、主にコラーゲンから構成されています。加齢に伴い、この皮膚の土台となるSMAS筋膜が衰えると、結果として「しわ」や「たるみ」が生じます。

HIFU治療では、超音波の熱エネルギーを真皮層やSMAS層に正確に届けることで、組織の温度が上昇し、自然な治癒プロセスが促進されます。このプロセスは、コラーゲンとエラスチンの生成を刺激し、結果として肌にハリや弾力をもたらします。特に、HIFU治療による熱エネルギーの影響でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されることは、小じわの改善にも効果的です。

HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]のリスク・副作用について

痛みや不快感

HIFU治療法は、皮膚の奥で瞬間的に60~80度程度の高温が発生し、これが痛みや不快感の原因となります。

痛みの感じ方は個人差があり、また治療部位によっても異なります。特に、痛みを感じやすい皮膚が薄い箇所や、神経が集中している場所では、痛みを強く感じることがあります。さらに、皮下脂肪が少ない方や皮膚が薄い箇所では、照射された熱が骨に届いてしまう可能性があり、頬骨の周囲や額などの照射には特に注意が必要です。

乾燥しやすくなる

HIFU治療法で発生する熱の影響で、施術後に肌の水分量が減少し、乾燥が生じることがあります。
乾燥は、肌のバリア機能を弱め、敏感さを増す原因となるため、HIFU治療後は特に保湿ケアが重要になります。保湿成分が豊富に含まれた化粧水や乳液を使用し、施術から1ヶ月程度は普段よりも念入りに保湿ケアを行うことが欠かせません。適切な保湿ケアによって、肌のバリア機能をサポートし、乾燥による不快感や潜在的な肌トラブルを予防することができます。

神経損傷

消費者安全調査委員会の報告によると、HIFU治療に関連した事故の中で、傷病の程度が1か月以上に及ぶ事故のうち、「神経・感覚の障害」が全体の53.3%(最も多い割合)を占めていることがわかっています。特に、施術で事故が発生した部位としては、顔への事故が70%を占めており、神経・感覚の障害は全て顔で発生しています。

このような神経損傷は、HIFU治療における熱エネルギーが神経組織に影響を与えることで発生する可能性があります。原因としては、治療中に超音波の焦点が意図せず神経組織に近づきすぎることで、神経が過剰に加熱されることが挙げられます。神経損傷は、感覚の喪失、運動障害、痛みや不快感といった症状を引き起こすことがあります。

心配な方は「機器が信頼できるか」「施術者の経験と知識は十分にあるか」などを確認した上で、施術に臨むとよいでしょう。

HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]の施術の流れ

治療前

初診:専門の医師が相談を行い、肌の状態確認や治療の目的をお伝えします。
診断検査:皮膚の状態を確認するため、写真撮影や皮膚のチェックを行います。

治療当日

局所麻酔の使用:「顔の敏感な部分」「首やデコルテ」など比較的敏感だと思われる部位を治療する場合、局所麻酔を使用します。

治療当日の注意点:
・化粧品やローションの使用を控える
・十分な水分摂取
・激しい運動は避ける
・日焼けを避ける
・治療しやすい服装を用意

治療:治療の要する時間はおおよそ30分程度

治療後

アフターケアの指示:
治療後の肌のケアに関する指示が提供されます。これには、保湿の徹底、日焼け止めの使用、一定期間の激しい運動やサウナの使用を避けるなどが含まれます。
フォローアップ:
通常、治療後には数週間から数ヶ月後にフォローアップの予約が入ります。これは治療効果の評価や必要に応じて追加の治療を計画するためです。

HIFU(ハイフ)ウルトラセル[Zi:]のよくあるご質問

QHIFU(ハイフ)治療の効果はどれくらい続きますか?

AHIFU(ハイフ)治療の効果の持続期間には個人差がありますが、一般的には6ヶ月から1年程度とされています。
施術後1~3ヶ月ほどの期間で、効果を実感する方が多いです。
効果をより長く持続させたい場合は、3ヶ月から半年ごとに追加の施術を受けることが推奨されます。しかし、施術後の自然治癒プロセスが完全に行われるまでには時間が必要であり、施術後3ヶ月以内に再度の治療を行うことは避けた方がよいでしょう。この期間内に再施術を行うと、肌への過剰な刺激や予期せぬ副作用のリスクが高まる可能性があります。

Qどのような方はHIFU(ハイフ)治療に適さないでしょうか?

AHIFU治療に適さないと思われる方は以下の通りです。
・皮膚感染症または炎症がある人
・重度の皮膚緩みや老化が進んでいる人
・メタルインプラントやペースメーカーを持つ人
・糖尿病、心臓疾患、ケロイド体質の方
・妊娠中、授乳中の方

QHIFU(ハイフ)治療は保険適用されますか?

AHIFU治療は自費診療扱いとなります。HIFU治療は怪我や病気の治療ではなく、美容目的の「整形手術」になりますので、残念ながら保険適用されません。
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