帯状疱疹とは
帯状疱疹とは水疱瘡(みずぼうそう)と同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因で起こる皮膚の病気のこと。体の左右いずれかの神経に沿って発症し、神経の分布に従って痛みを伴った赤い発疹や水ぶくれが帯状に現れることが名前の由来です。
水痘・帯状疱疹ウイルスは一度発症すると症状が改善した後も体内に潜み続けます。そのため、水疱瘡にかかったことがある人は帯状疱疹になりやすいということになります。
そして、様々な条件が引き金となり、再発を繰り返す厄介な病気です。
再発には再活性化した水痘ウイルスが原因となり、免疫機能の低下や高齢化がリスク因子になります。80歳までに約3人に1人が感染すると言われています。