膠原病の治療について
膠原病とは
膠原病は、自己免疫疾患の一種です。自己免疫疾患とは、体の免疫システムが誤って自身の組織を攻撃してしまう病気のことを指します。膠原病の特徴は、全身の血管、皮膚、筋肉、関節などに炎症を引き起こすことにあります。
発症すると、発熱、湿疹(かゆみを伴う発疹)、関節の痛みなどの症状が現れます。代表的な膠原病には、関節リウマチ、シェーグレン症候群、全身性エリテマトーデスなどがあげられます。
膠原病は女性に多く見られる傾向があり、特に30代から40代の女性に発症することが多いとされています。原因は完全には解明されていませんが、遺伝的な要因や環境的な要因が複雑に関係していると考えられています。