ピーリングでの施術について
ピーリングの特徴
ピーリングは肌の表面の角質層を酸や他の薬品で柔らかくし、取り除く施術のことです。この施術は肌のターンオーバーを促し、肌のくすみやしみ、ニキビの改善に役立ちます。ピーリングはジェルやクリームを使い、古い角質を取り除くため、肌の新陳代謝を促します。顔や他の部位の黒ずみや年齢肌の悩みにも対処し、自宅でのケアから専門機関での施術まで多岐にわたります。特にエイジングケアを希望する女性にオススメです。
ピーリングの施術概要
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施術時間３０分～
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ダウンタイム１週間～２週間
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通院ペース２～４週間ごと ５回以上
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洗顔当日より可能
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メイク当日より可能
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入浴当日より可能
ピーリングの料金表
サリチル酸ピーリング
施術の効果・こんなお悩みの方に
毛穴の引き締めや黒ずみ、くすみの改善が期待できます。
効果的な治療間隔
1か月に1回
ダウンタイム
ほとんどありません。
部位
価格
顔全体
¥5,000
首・デコルテ
¥9,200
グリコール酸ピーリング
施術の効果・こんなお悩みの方に
ニキビ肌やシミの改善、肌をなめらかにする効果が期待できます。また、肌のハリや弾力がアップし、美肌効果も得られます。
効果的な治療間隔
2～3週間に1回
ダウンタイム
ほとんどありません。
部位
価格
背中全体
¥6,800
背中上部
¥10,800
手の甲と指
¥6,800
両わき
¥6,800
臀部
¥6,800
マッサージピール
施術の効果・こんなお悩みの方に
肌のくすみ、美白効果、ハリ、弾力、若返りが期待できます。
効果的な治療間隔
2～3週間に1回
ダウンタイム
ほとんどありません。
部位
ー
価格
顔
ー
¥15,400
他施術併用
¥11,000
首・デコルテ
ー
¥28,000
リバースピール
施術の効果・こんなお悩みの方に
蓄積したメラニン色素を取り除く肝斑・色素沈着に特化した治療です。
効果的な治療間隔
2～4週間に1回
ダウンタイム
ほとんどありません。
部位
回数
価格
顔
1回
¥23,000
５回
¥110,000
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ピーリングはこのような方にオススメ
ピーリングは、ターンオーバーを整え、古い角質やメラニン色素を排出することで、肌トラブルの改善やシミ、くすみの除去が期待できます。
ピーリング施術がオススメの方の特徴は、以下の通りです。
・ニキビや毛穴・肌の黒ずみが気になる方
・一般的なニキビ施術で効果が見られない方
・背中や胸にニキビがある方
・毛穴の詰まりや肌のくすみを改善したい方
この他にも、ピーリングが薬剤による化学施術であり、物理的な摩擦や刺激で角質を取り除くものではありません。そのため、敏感肌や皮膚が脆弱な方にもオススメです。
ピーリングの7つの種類
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは、肌の表面に酸性の薬剤を塗布し、古い角質を剥離させる施術法です。この施術により、肌のターンオーバーが促され、肌のトーンが均一になり、肌荒れやシミ、ニキビ跡の改善が期待できます。
主に使用される薬剤には、アルファハイドロキシ酸（AHA）、トリクロロ酢酸（TCA）、フェノールなどがあります。AHAは浅い角質層に作用して肌の表面をなめらかにし、TCAやフェノールはより深い層に働きかけてシミやしわの改善に効果があります。施術後は、肌の一時的な赤みや皮剥けが生じることがありますが、それは肌の再生が進行している証拠です。通常、数回の施術を繰り返すと肌トラブルの改善を実感できます。
代表的なケミカルピーリングとして「ミックスピールプラス」「ミックスピールマヌカ」があります。
浸透型ピーリング
浸透型ピーリングは、肌の内部にアプローチする施術です。肌の真皮層に薬剤を浸透させ、線維芽細胞を活性化させることで、肌の弾力性を保つ重要な成分であるコラーゲンやエラスチンの生成が促されます。その結果、肌のハリや弾力が向上し、ターンオーバーが正常化され、肌全体が若々しく輝きます。さらに、肌のトーンを均一化し、くすみやシミの軽減にも効果的です。
代表的な浸透型ピーリングとして、「マッサージピール」や「マヌカリタッチ」があります。
マシンピーリング
マシンピーリングは、専用の機器を使用して肌の角質や毛穴汚れを取り除く施術です。レーザーやジェット水流を活用します。代表的な美容機器には「レーザーピーリング」や「ハイドラフェイシャル」があり、毛穴の開きや黒ずみの改善に効果的です。施術後のダウンタイムがほとんどないため、日常生活に影響を与えることもほとんどありません。
例えば、ハイドラフェイシャルは水と超音波の振動を使い、肌の汚れや角質を優しく除去します。薬剤を使用しないため肌への負担が少なく、毛穴の詰まりや黒ずみ、肌のざらつきを改善します。特にハイドラフェイシャルは、角質除去や黒ずみ除去、保湿効果を同時に得られるのが特徴です。
グリコール酸ピーリング
グリコール酸ピーリングは、肌を滑らかにし、シミやくすみを改善するためのケミカルピーリングの一種です。特に、サトウキビなどから抽出されたフルーツ酸の一種であり、分子量が小さいため、肌に浸透しやすい特性があります。
皮膚の表面の古い角質を除去し、皮膚の細胞を活性化させます。さらに、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、肌にハリや弾力を与えるため、若々しい肌を保つこと、メラニンの生成を抑えてシミやくすみ、毛穴の黒ずみの改善効果も期待できます。
他にも、ニキビ治療にも効果的です。毛穴に詰まった汚れを溶かし、肌のターンオーバーを整えることで、ニキビ肌の改善がします。グリコール酸は日本人の肌との相性が良く、皮膚への浸透力も高いとされています。
マッサージピール
マッサージピールは、肌にハリや弾力をもたらす画期的なピーリング治療です。
高濃度のトリクロロ酢酸（TCA）、低濃度の過酸化水素、そしてコウジ酸が配合された「PRX-T33」という薬剤を使用します。この薬剤が真皮深層まで浸透し、線維芽細胞を活性化させることでコラーゲンの増生を促します。これにより、肌にハリや弾力が生まれ、小じわやたるみの改善が期待できます。
さらに、ピーリングなのに剥脱を引き起こさずに肌のハリとツヤを回復させるため、アンチエイジング治療としても注目されています。
サリチル酸ピーリング
サリチル酸ピーリングは、肌の古い角質を取り除き、ターンオーバーを促進することで美肌を実現するケミカルピーリングの一種です。
特に、サリチル酸マクロゴールを主成分とし、肌表面の角質にのみ作用するため、赤みや皮むけといったトラブルが少ないのが特徴です。また、血中への移行がないため、副作用の心配も少なく、安心して高濃度で使用できます。
ニキビや肌荒れ、くすみ、シワなどの改善に効果的です。特に、肌のターンオーバーが乱れると古い角質が溜まりやすくなり、これが毛穴の黒ずみやニキビの原因となります。このピーリングはそのような古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常化することで、肌の再生を促進します。
リバースピール
リバースピールは、肝斑や色素沈着を改善するための新しいピーリング治療です。
リバースピールは3種類のピーリング剤を使用し、コラーゲンピール（マッサージピールPRX-T33）にメラニン分解・排出、生成抑制効果のある成分を追加しています。真皮層から表皮層に向かって逆方向に働きかける「逆方向アプローチ」が特徴であり、メラニンの生成の制御と破壊をしてくれます。
これにより、肝斑や色素沈着の治療が効率的に行え、同時に予防効果も期待できます。また、レーザー治療で効果が見られなかった方や、肝斑が悪化した方でも効果が期待できる点が魅力です。
ピーリングの使用機器・使用薬剤
グリコール酸
グリコール酸はサトウキビなどから抽出されるフルーツ酸の一種です。美容クリニックでは、主にケミカルピーリングに使用されます。この成分は、皮膚表面から角質層の奥深くまで浸透し、細胞同士の結合を緩めて不要な角質を剥がします。その結果、毛穴の開きや黒ずみが改善され、肌のターンオーバーが整い、ニキビやニキビ跡も改善できます。
また、グリコール酸は肌の保湿力を高め、弾力性を向上させる効果もあります。ただし、肌の状態によっては赤みやほてり、ひりつきなどの反応を引き起こすことがあります。特に肌が敏感な方は、使用前に専門家に相談することが大切です。
サリチル酸マクロゴール
「サリチル酸マクロゴールは、肌表面の古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進してニキビや毛穴の悩みを改善します。このピーリングでは、サリチル酸と呼ばれる薬剤を安全性の高いマクロゴールに溶かして使用します。サリチル酸は肌に優しい酸性薬剤であり、肌への負担が少なく、敏感肌の方でも安心して施術を受けることができます。
サリチル酸の効果は、ニキビやニキビ跡の改善、毛穴の黒ずみや角栓の除去、毛穴の開きの改善、さらにはしわやたるみの改善などが挙げられます。特に、肌トラブルに悩む方や美白を目指す方にとって有益な施術法として注目されています。
トリクロロ酢酸（TCA）
トリクロロ酢酸（TCA）ピーリングは、凹んだニキビ痕や小じわ、肌の衰えに効果的な薬剤です。肌にトリクロロ酢酸を塗布し、凹んだニキビ痕など患部の皮膚を傷つけます。その結果、自然治癒力が活性化され、コラーゲンの増加や肌の回復が期待されます。
真皮層に浸透し、線維芽細胞を刺激してコラーゲン産生やターンオーバーを促すことで、ニキビ痕や肌の凹みを改善します。TCAは強酸性の物質であり、凹みを持ち上げる効果もあるため、ニキビ跡やクレーターの改善に向いている施術と言えます。
乳酸（ミルクピール）
乳酸は、グリコール酸やリンゴ酸、クエン酸などとともに「α-ヒドロキシ酸(AHA)」と呼ばれる有機酸由来の薬剤です。一般的に果物に多く含まれていることから、「フルーツ酸」とも呼ばれています。
乳酸の特徴は、角質層のセラミド量を増加させることで、肌の保湿作用を高めることにあります。そのため、乾燥しがちな肌にも適しています。
また、乳酸には表皮の剥離を促進する作用があり、古くなった角質を除去したり、肌のターンオーバーを促して肌のキメを整える効果があります。乳酸ピーリングは、肌のトーンを明るくし、シミやくすみを軽減する効果もあります。そのため、肌の色ムラや老化のサインに悩む人々にオススメです。
さらに、乳酸は肌に優しく安全性が高い成分と言われているため、安心して施術を受けられるのでないでしょうか。
ピーリングのリスク・副作用について
肌荒れの原因になる
1日でも早く悩みを改善したいからといって施術回数や頻度を多くすれば良いというわけではありません。施術回数や頻度は医師の指示を守って受診しましょう。施術しすぎると乾燥肌になりやすく、肌のバリア機能が低下するリスクがあるからです。通院回数や頻度は、受診時のお肌の状態などで個人差がありますが、基本的には2〜4週間サイクルが目安と言われています。
ごく稀に傷跡が残ることがある
ケミカルピーリング後、傷跡として残ってしまうケロイドができるリスクがあります。重症化すると施術部位が炎症を起こし、赤く腫れたケロイド状態になります。
ケロイドとは、施術部位で線維芽細胞が過剰に増殖し、肥厚した隆起した痕になることです。その発生メカニズムとして、ピーリング時の化学的刺激により、真皮層の線維芽細胞が過剰に活性化され、コラーゲンを異常産生することが原因とされています。
症状は、ピーリング施術後数週間かけて徐々に施術部位が隆起し、発赤や痒みを伴います。一度できると根治しにくい傾向にあるため、早期発見と適切な対処が重要になってきます。
施術が高額になる可能性がある
ピーリング施術は自由診療（保険適用外）のため、受診先のクリニックなどによって料金が異なります。医療機関で受けるケミカルピーリングの相場としては、1回あたり「5,000円~7,000円」が通常の料金となるでしょう。
ただし、この料金には使用する薬剤代やカウンセリング料金などが含まれていません。実際には、これらが加算されるため、通常より高額になることが想定されます。
ピーリングの施術の流れ
カウンセリング
施術は乾燥肌になりやすく、敏感肌になっています。そのため、しっかりと保湿をした上で、日焼け止めクリームを塗ってご帰宅中の紫外線対策をします。
また、ホームケアとして洗顔やクレンジングの際は優しく洗い流すことや、外出時は紫外線対策を行っていただくなどのアドバイスをさせていただきます。
施術
施術の邪魔にならないようにヘアバンドやヘアピンで髪をまとめます。
実際の施術は余分な皮脂汚れを取り除き、ピーリング剤の塗って中和させます。施術に痛みやその他苦痛などの訴えがあれば、すぐにご相談ください。
アフターケア
施術は乾燥肌になりやすく、敏感肌になっています。そのため、しっかりと保湿をした上で、日焼け止めクリームを塗ってご帰宅中の紫外線対策をさせていただきます。また、ホームケアとして洗顔やクレンジングの際は優しく洗い流すことや、外出時は紫外線対策を行っていただくなどのアドバイスをさせていただきます。
ピーリングのよくあるご質問
Qピーリングは顔以外の部位にもできますか？
A
はい、全身に施術できます。
体用に薬剤の濃度を合わせたケミカルピーリングにより、全身の美肌やシミ・色素沈着・赤みの改善が行えます。
体用に薬剤の濃度を合わせたケミカルピーリングにより、全身の美肌やシミ・色素沈着・赤みの改善が行えます。
Qピーリングを受ける前の注意点などあれば教えてください。
A
・顔そり、パック
・他のレーザー施術や脱毛を受ける
施術前日は顔そり、パックなどお肌に刺激になる可能性があることは避けましょう。また、1か月前からレーザーや脱毛施術は中止しておくことをオススメです。
これらの行為は、施術による刺激で肌荒れやケロイドの原因になるからです。湿疹・口唇ヘルペスがある方は、施術前に施術を行い完治した状態で受診しましょう。
・他のレーザー施術や脱毛を受ける
施術前日は顔そり、パックなどお肌に刺激になる可能性があることは避けましょう。また、1か月前からレーザーや脱毛施術は中止しておくことをオススメです。
これらの行為は、施術による刺激で肌荒れやケロイドの原因になるからです。湿疹・口唇ヘルペスがある方は、施術前に施術を行い完治した状態で受診しましょう。
Q生理中・妊娠中でも施術を受けることはできますか？
A
生理中は受けられますが、妊娠中は受けられません。
妊娠中の施術が胎児に与える影響に医学的なエビデンスはないとされています。しかし、妊娠中のお母さんの体はデリケートな状態です。そして、施術による痛みやストレスは胎児の発育に悪影響を与えかねません。
妊娠中の施術が胎児に与える影響に医学的なエビデンスはないとされています。しかし、妊娠中のお母さんの体はデリケートな状態です。そして、施術による痛みやストレスは胎児の発育に悪影響を与えかねません。
