皮膚表面へのダメージが少ない
ピコフラクショナル施術が皮膚表面へのダメージが少ない理由は、従来のフラクショナルレーザーに比べて照射時間が短いからです。具体的には「1ピコ秒=1兆分の1秒」という極めて短いパルス幅で皮膚の深層までピンポイントに照射できるのが特徴です。そのため、皮膚表面や周辺組織へのダメージを抑えることが期待できます。
さらにピコフラクショナルは、皮膚表面に微細な穴を作ることで、人の持つ自然治癒能力を活かして皮膚の再生を促進させます。この穴は施術が終わってすぐに修復するほど小さいため、施術後の赤みや腫れになるリスクも少ないのが利点です。
施術中の痛みがほとんどない
ピコフラクショナルは麻酔なしでも施術できるほどの痛みしか感じないと言われています。その理由はいくつかあります。まず、ピコフラクショナルレーザーは非常に短いパルス幅を持っています。この超短パルスのレーザーは、照射される皮膚の表面において熱を広げる時間が非常に短く、痛みを感じる神経終末に対する刺激が抑えられます。また、ピコフラクショナル施術中に使用される冷却装置や冷却ジェルも、痛みを軽減する効果があります。これらの冷却手法は、施術中の皮膚の表面温度を低く保つことで、痛みや不快感を和らげます。このように、ピコフラクショナルは痛みを抑えつつ、効果的な施術が可能です。
様々な肌トラブルを改善できる
ピコフラクショナルはレーザーの衝撃波で表皮内に微小な空洞を作ります。その刺激により皮膚の自然治癒能力が刺激され、皮膚再生を促す美容施術法です。
改善できる肌トラブルの一例として、以下の症状があります。
・凸凹のある肌
・小ジワ
・ニキビ跡
・毛穴の開き
施術時間・ダウンタイムが短い
ピコレーザーを使うピコフラクショナル施術は、ナノレーザーよりもさらに短い1兆分の1秒で照射します。そして、通常のフラクショナルレーザーは数日間のダウンタイムが必要ですが、ピコフラクショナルにはほとんどありません。
なぜなら、熱の拡散を防いで肌へのダメージを抑え、施術後の肌の状態が早く元に戻るからです。また、ピコフラクショナルは穴も細かいため赤みや腫れも数時間で治まり、洗顔やメイクも当日からできます。ただし、施術の出力設定や肌の新陳代謝能力(ターンオーバー)によってダウンタイムは左右されるため、個人差があります。
施術時間30分と短いため、仕事や子育てをしながらでも継続的に受けやすいでしょう。