短期間で効果を実感できる
ピコスポット施術はシミの状態により変わりますが、比較的少ない回数で効果を実感できます。治療後は保護テープや軟膏を塗る必要がないため、快適に治療を受けることができます。
また、施術時間も10〜15分で終わり、施術回数も1〜3回程度が目安となります。ただし、施術効果を持続させるためには、入念なホームケアを続けることも大切です。
例えば、洗顔時やクレンジングはスクラブで優しくこすること。また、洗顔後は保湿を行ってお肌の潤いを保ちつつ、ケアを行いましょう。
施術中の痛みが少ない
ピコスポットはシミを熱で焼く、比較的痛みが少ない施術です。痛みは個人差がありますが、輪ゴムをはじいた程度の痛みと言われています。ただし、痛みを感じる場合でも、多くの患者さんは耐えられる程度のものだと言われることが多いです。
一方で目の近くの皮膚は痛みを感じやすいため、保冷剤や麻酔クリームを使用して痛みを和らげる対策が一般的です。施術は日焼けに似たジンジンとした痛みを感じることがありますが、これも自宅で保冷剤を使って冷やすことで和らげられます。
痛みやその他の苦痛について不安が強い方は、施術前のカウンセリングにて相談しておくと安心です。
カサブタや色素沈着のリスクが低い(肌への負担が少ない)
施術後にかさぶたや色素沈着ができにくいのもピコスポットの特徴の一つです。なぜなら、熱影響の少ないレーザーでメラニン色素を破壊するため、周辺組織を傷つけにくいからです。これにより、狙ったメラニン色素のみを破壊でき、炎症後の色素沈着やかさぶたになるリスクが軽減されます。
かさぶたや色素沈着になった場合、施術後1〜2週間は患部が黒くなり、薄いかさぶたが生じることもありますが、時間が経つと徐々にピンクがかった肌になりますので、ご安心ください。色素沈着を防ぐために、皮膚深層のメラニン色素の排出を促すハイドロキノンやトレチノインと呼ばれる軟膏が処方されることもあります。