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ルビーフラクショナル

ルビーフラクショナルとは

ルビーフラクショナルは、シミやアザ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、従来の光治療では改善が難しかった色素性皮膚疾患にアプローチできるレーザー治療です。特にメラニン吸収が高く、他の組織には影響を与えにくい 波長694nm のルビーレーザーを使用しており、安全性と効果のバランスに優れています。

従来のQスイッチルビーレーザーでは、1回の施術で強い効果が得られる一方、照射時に発生する熱が原因で炎症後色素沈着や長いダウンタイムが問題となっていました。また、施術後にはテープ保護が必要なケースがほとんどでした。

一方、ルビーフラクショナルは、ドット状の細かい点の集合体としてレーザーを照射する技術を採用。これにより熱の発生を大幅に抑え、次のようなメリットが得られます。

・炎症後色素沈着のリスク軽減
・ダウンタイムの短縮
・施術後のテープ保護が不要

ただし、1回の照射で得られる効果はスポット照射に比べて弱いため、複数回の施術が必要になる場合があります。

ルビーフラクショナルの施術概要

  • 施術時間
    60分(麻酔込み)
  • ダウンタイム
    1週間~2週間
  • 通院ペース
    1カ月ごと 3回~5回
  • 洗顔
    当日洗顔は水で翌日から可能
  • メイク
    翌日より
  • 入浴
    当日はシャワー 翌日から可能

ルビーフラクショナルの料金表

ルビーフラクショナル
施術の効果・こんなお悩みの方に
光治療では取りきれないADMなどの真皮のメラニン病変や、薄いシミの治療も可能です。
表面に見えているシミだけでなく、シミの予備群に対する治療効果もあります。
効果的な治療間隔
1ヶ月に1回の間隔で3回程度
ダウンタイム
数日~1週間程度
回数
価格
初回
¥27,000
(税込 ¥29,700)
1回
¥32,000
(税込 ¥35,200)

ルビーフラクショナルの効果

シミやアザの改善

ルビーフラクショナルは、色素性皮膚疾患に特化した治療法です。波長694nmのルビーレーザーはメラニンに対する吸収が非常に高いため、シミやアザをピンポイントでターゲットにできます。特に、濃いシミや深いアザなど、従来の光治療では改善が難しいケースにも効果を発揮します。例えば、年齢とともに増える肝斑や、幼少期からの色素沈着に悩む方に適した治療法です。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の改善

ADMは真皮層にメラニンが沈着する特殊な色素性疾患であり、通常の美白ケアや光治療では改善が困難です。ルビーフラクショナルでは、ドット状のレーザー照射技術により、肌への負担を抑えつつ、真皮層まで効果的にアプローチします。このため、メラニンを効率よく除去でき、肌に優しい治療が可能です。

炎症後色素沈着のリスク軽減

従来のスポット照射は、強い熱が発生するため、施術後に色素沈着が起こるリスクがありました。一方で、ルビーフラクショナルはドット状に細かく分散したレーザー照射を行うことで、熱の影響を大幅に抑えます。その結果、施術後の炎症後色素沈着を予防しながら、安全に治療を進めることができます。

ダウンタイムの短縮

ルビーフラクショナルは、施術後の赤みや腫れが軽減される設計となっており、保護テープを使用する必要がありません。そのため、翌日からメイクを再開できるなど、日常生活にほとんど影響を与えません。忙しい方やイベント前に施術を受けたい方にも適した治療法です。

肌全体のトーンアップ

ルビーフラクショナルは、色素沈着の改善だけでなく、肌全体のトーンを均一に整える効果があります。複数回の施術を行うことで、明るさと透明感が増し、若々しい印象を与える肌へと導きます。これにより、シミやアザが改善されるだけでなく、肌全体の美しさも向上します。

ルビーフラクショナルで改善が期待できる部位

ルビーフラクショナルは、顔全体をはじめとする肌のくすみや色むら、毛穴の開き、小じわといった悩みに効果が期待できます。また、首やデコルテなど年齢が現れやすい部分にも適しており、肌のハリや透明感を引き出す施術です。さらに腕など、紫外線ダメージが気になる部位にも効果的です。

ルビーフラクショナルのメリット

保護テープが不要

従来のスポット照射レーザーでは施術後に保護テープが必要でしたが、ルビーフラクショナルは照射後の肌へのダメージが少ないため、保護テープが不要です。そのため、施術後もメイクや洗顔がしやすく、日常生活に支障が出ません。

ダウンタイムが少ない

熱の発生を抑える照射技術により、施術後の赤みや腫れが軽減され、回復が早い点が特徴です。忙しい方やイベント前に治療を受けたい方でも気軽に利用できる治療法です。

広範囲に照射できる

ドット状のレーザー照射により、一度に広い範囲を効率的に治療することが可能です。これにより、顔全体のトーンアップや複数箇所の色素性疾患の同時改善が期待できます。

肌の引き締め効果がある

ルビーフラクショナルは、色素性疾患の改善だけでなく、肌のターンオーバーを促進し、コラーゲン生成をサポートします。その結果、肌全体が引き締まり、ハリや弾力が増す効果も期待できます。

ルビーフラクショナルは、色素性皮膚疾患の治療に加え、美肌効果や肌の若返りを目指す方にも適した治療法です。

ルビーフラクショナルのデメリット

数回の施術が必要

ルビーフラクショナルは、肌への負担を最小限に抑えながらシミや肌トラブルにアプローチする治療法です。しかし、その優しい作用ゆえに、1回の施術で得られる改善効果は従来のスポット照射と比較してやや穏やかです。シミやくすみ、肌のハリ改善を目指す場合、通常3~5回程度の施術が必要とされています。

施術間隔は個人の肌状態や目的に応じて4週間ごとが推奨されるため、医師と相談しながら計画を立てることが重要です。複数回の施術を継続することで、徐々に肌のトーンが明るくなり、透明感のある仕上がりが期待できます。

ダウンタイムがある

ルビーフラクショナルは従来のスポット治療よりも低侵襲であり、ダウンタイムが比較的短いのが特徴です。しかし、施術後には軽度の赤みやヒリつきが現れることがあります。これらの症状は、肌が新しい細胞を生成する過程で生じる一時的なもので、多くの場合24~48時間以内に軽減します。

ただし、肌の回復には個人差があり、完全に落ち着くまでに3~7日程度かかることもあります。大切なイベントが控えている場合は、施術日をイベントの2週間以上前に設定するのが望ましいです。術後のケアとしては、炎症後色素沈着のリスクを軽減するためにも内服・スキンケアも併せてしていただきます。

ルビーフラクショナルはこのような方にオススメ

肌のくすみや色むら、毛穴の開きが気になる方

小じわが増えてきて悩んでいる方

肌のハリと透明感を取り戻したい方

ダウンタイムが少ない治療を受けたい方

IPL治療を何回かしてきたが効果が不良な方

ルビーフラクショナルの治療間隔

ルビーフラクショナルの治療は、肌に負担をかけすぎないよう1ヶか月以上の間隔を空けて行います。この期間を設けることで、肌が照射後の回復を十分に行い、次回施術に向けて最適な状態に整えられます。

ルビーフラクショナルのリスク・副作用について

痛み

ルビーフラクショナル施術中には、麻酔を使用することで痛みを軽減することが可能ですが、部位や麻酔の効き具合によっては軽度の痛みを感じる場合があります。痛みに敏感な方は、施術前に医師と相談して適切な対策を講じることをおすすめします。

ダウンタイム

施術後、照射部位に赤みが現れることがあり、これは3〜4日間続く場合があります。稀に以下の症状が発生する可能性もあります。

・炎症後色素沈着
・色素脱失(医原性白斑)
・潜在性肝斑の悪化
・水疱の形成
・ニキビの発生

これらの症状が見られた場合は、早めに医師に相談し、適切なケアを受けることが重要です。

メイク

施術直後からメイクは可能ですが、肌の回復を考慮して、当院では翌日からのメイクを推奨しています。刺激の少ない化粧品を選び、肌を優しく扱うことが大切です。

洗顔・入浴

洗顔やシャワーは施術直後から可能ですが、入浴は翌日からがおすすめです。また、スクラブ洗顔や強い刺激を与えるスキンケア製品は避け、肌をいたわるケアを心がけてください。

ルビーフラクショナルの施術の流れ

1.カウンセリング

まず洗顔を行い、画像診断機VISIAを用いて、看護師・医師とカウンセリングを行います。治療の仕組みや期待できる効果、必要な施術回数について詳しくご説明します。

2.準備

治療前に肌を清潔にし、必要に応じて麻酔クリームを塗布します。痛みを最小限に抑えるための準備を整えます。

3.施術

レーザー機器を使用して肌に照射を行います。肌の奥深くまでレーザーが作用し、コラーゲン生成を促進します。施術時間は通常60分程度で終了します。

4.アフターケア

施術後の肌状態を確認し、適切な保湿や日焼け対策についてアドバイスします。軽い赤みやほてりが見られる場合がありますが、通常は数日で落ち着きます。

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