遅延型アレルギー検査|青山Fusionクリニック|東京・青山・広尾・外苑前

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遅延型アレルギー検査

🔍 遅延型アレルギーについて

原因がはっきりしない疲労感や肌荒れ、集中力の低下など、
なんとなく不調を感じることはありませんか。

その背景には、食物アレルギーの一種である
「遅延型アレルギー」が関係しているかもしれません。

即時型アレルギーと遅延型アレルギーの違い

アレルギー症状には大きく分けて「即時型アレルギー」「遅延型アレルギー」の2つのタイプがあります。

⚡ vs 🐌 徹底比較

項目 即時型アレルギー 遅延型アレルギー
発症時間 数分〜数時間以内 数時間〜数日後
代表的症状 蕁麻疹、花粉症、アナフィラキシー 疲労感、肌荒れ、消化不良
原因の特定 分かりやすい 難しい
症状の特徴 急性・明確 慢性・曖昧
原因食品 たまに食べる食品 日常的に食べる食品

⚡ 即時型アレルギーの特徴

即時型アレルギーは、アレルゲンとなる食物や環境要因に接触・摂取してから数分〜数時間以内に症状が現れるのが特徴です。

蕁麻疹や花粉症、アナフィラキシーなどが代表例で、原因と症状の関連が分かりやすいため、比較的診断しやすいとされています。

🐌 遅延型アレルギーの特徴

一方、遅延型アレルギーは症状が出るまでに数時間から数日後になることが多く、何が原因か特定しにくいのが特徴です。

💡 「なんとなく不調」の正体

慢性的な疲労感、頭痛、肌荒れ、消化不良といった「なんとなく不調」として体内に現れることが多く、見過ごしてしまう方が多いです。

こうした症状は、遅延型フードアレルギーとして食べ物が関与しているケースも少なくありません。

👩 特に40代女性は要注意
ホルモンバランスの変化や代謝の低下など身体の内側で変化が起こりやすい時期です。

この時期は食べ物への反応の出方が変わるケースもあるといわれています。

原因不明の不調が続く場合には、IgG抗体を調べる血液検査などを受け、専門のクリニックや医師に相談することが、改善への第一歩となります。

遅延型フードアレルギーの症状

遅延型フードアレルギーの場合、日常的に食べている食物(小麦、乳製品、大豆など)に対して免疫が反応している可能性が報告されています。

⚠️ 重要

以下のような症状がある場合には、自己判断せずに医師や専門機関に相談してみましょう。

🌸 肌に出るサイン

遅延型アレルギーが関係しているといわれる身体の変化のひとつに肌の不調があります。

📌 主な皮膚症状

  • 肌荒れ
  • 湿疹
  • アトピー性皮膚炎
  • ふけ
  • ニキビ
  • 口内炎

即時型アレルギーと違い、遅延型アレルギーは症状が現れるまで時間がかかります

さらに、日常的に食べている食品が原因となることが多いため、自分では気づきにくいのが特徴です。

💡 具体例

たとえば、毎日牛乳を飲んでいる人が牛乳に対して遅延型アレルギーを持っている場合、肌荒れや体調不良といった不調が続くことがあります。

なお、反応の有無や程度には個人差が大きく、同じ食品を摂っても人によって症状の有無や程度が異なります。

💪 体に出るサイン

遅延型アレルギーの症状には、消化器や全身に関係する不調が現れることが報告されています。

📌 主な身体症状

  • 下痢
  • 便秘
  • 胃もたれ
  • むくみ
  • だるさ
  • 疲れやすい
  • 体重の増減が激しい

これらの症状はさまざまな要因が関係している可能性があり、原因を特定するのは簡単ではありません。

「なんとなく不調」が長く続く場合は、専門医にご相談ください。

🧠 心や気分に出るサイン

遅延型アレルギーが原因で体内に慢性的な炎症が続くと、脳や自律神経にも影響が及ぶことがあります。

📌 主な心理的症状

  • イライラしやすい
  • 強い眠気
  • 集中力の低下
  • 頭がぼーっとする(ブレインフォグ)
  • 気分の落ち込み

これらは仕事や日常生活に支障をきたすことも少なくありません。

💡 更年期との見分け方
これらの不調は更年期のホルモンの変化やストレスによるものと似ているため、原因を特定しにくいのが特徴です。

もし「なんとなく不調」が長く続き、改善が見られない場合には、遅延型フードアレルギーも含めて幅広い視点から体調を見直すことが大切です。

当院の遅延型アレルギー検査

🔬 アンブロシア社のIgG食物過敏フルパネル

当院で導入している遅延型アレルギー検査はアンブロシア社のものを使用しております。

219項目ものバラエティに富んだ食品を揃え、多様化する現代人の食生活に対応したパネルです。

ハーブやスパイス類も豊富に含まれています。最新技術のマイクロアレイを採用、より多くの項目を短納期かつ高精度に検査します。

採血量が少ないのも特徴です。

📅 検査の流れ

  • 問診・カウンセリング:症状や食生活についてお伺いします
  • 採血:少量の血液を採取します
  • 検体送付:アメリカに検体を送ります
  • 結果報告:約1カ月後に結果をご報告します
  • 結果説明・食事指導:医師が詳しく説明いたします

⚠️ 検査期間について
アメリカに検体を送る関係で、結果が出るまで約1カ月ほどかかります。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

検査食品項目(219項目)

以下の219項目について、IgG抗体を測定します。

📋 検査項目一覧

🥛 乳製品/卵(12項目)

カゼイン、チーズ(ミックス)、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト、α–ラクトアルブミン、β–ラクトグロブリン、バッファロー乳、ヤギ乳、羊乳

🍖 肉類(13項目)

牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉、カモ、ヤギ、ウズラ、ウサギ、七面鳥、ヴィール(子牛肉)、鹿肉、イノシシ肉

🐟 魚/シーフード(30項目)

シーバス(スズキ目)、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ、アンチョビ、カメノテ、鯉、キャビア、赤貝、コウイカ(スミイカ)、メルルーサ、ニシン、ロブスター、アンコウ、ムール貝、シーパーチ(スズキ亜目)、カレイ、マテ貝、シタビラメ、メカジキ、マス、ヒラメ

🥜 ナッツ/種子/豆(28項目)

アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ、白インゲン豆、ブラジルナッツ、キャロブ、フラックスシード、ヘーゼルナッツ、レンズ豆、マカデミアナッツ、松の実、ヒマワリの種、タイガーナッツ

🌾 穀物(グルテンを含む)(9項目)

大麦、デュラム小麦、グリアジン(グルテン)、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま、麦芽

🌾 穀物(グルテンを含まない)(7項目)

ソバの実、トウモロコシ、キノア、白米、アマランス、ミレット(キビ)、タピオカ

🍎 フルーツ(37項目)

リンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン(ハニーデュー)、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ、アプリコット、ブラックベリー、ブラックカレント(カシス)、クランベリー、デーツ、イチジク、グアバ、ライム、ライチ、マルベリー、ネクタリン、パパイヤ、プラム、ザクロ、レーズン、ラズベリー、レッドカレント、ルバーブ、タンジェリン(みかん・ポンカン)

🥬 野菜/藻類(38項目)

寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ、スピルリナ、アーティチョーク、芽キャベツ、赤キャベツ、チャード(フダンソウ)、チコリ、ルッコラ、エシャロット、バターナッツかぼちゃ、クレソン、キャッサバ

🌿 ハーブ/スパイス(34項目)

バジル、赤唐辛子、シナモン、カレー粉、マスタード、パセリ、コショウの実、ペパーミント、バニラビーンズ、アロエベラ、アニシード、ベイリーフ(月桂樹の葉)、カモミール、ケイパー、カイエン、クローブ、コリアンダー、クミン、ディル、フェンネル、朝鮮人参、ホップ、リコリス(甘草)、マージョラム、スペアミント、ネトル(西洋イラクサ)、ナツメグ、ローズマリー、サフラン、セージ、タラゴン、タイム

☕ その他(11項目)

カンジダ、サトウキビ、カカオ豆、コーヒー、ハチミツ、紅茶、緑茶、製パン用イースト、醸造用イースト、トランスグルタミナーゼ

よくあるご質問(FAQ)

遅延型アレルギー検査についてよくあるご質問にお答えします

Q1. 検査は痛いですか?

A. 通常の採血と同じです。少量の血液を採取するだけですので、痛みは一般的な採血程度です。

採血量が少ないのも特徴です。

Q2. 結果が出たら何をすれば良いですか?

A. 検査結果に基づき、医師が詳しく説明いたします。

反応が出た食品については、一定期間避けることで症状の改善が期待できる場合があります。

ただし、完全に除去するのではなく、ローテーション食(順番に食べる)や量の調整など、個人に合わせた食事指導を行います。

Q3. 保険は適用されますか?

A. 遅延型アレルギー検査(IgG抗体検査)は自費診療となります。

料金については、お問い合わせください。

Q4. 子供でも検査できますか?

A. 採血が可能であれば、お子様でも検査は可能です。

ただし、成長期のお子様の場合、食物除去による栄養バランスへの影響も考慮する必要があるため、慎重に判断いたします。

詳しくは医師にご相談ください。

Q5. 一度検査すれば一生大丈夫ですか?

A. 体質や食生活の変化により、アレルギー反応は変わることがあります。

症状の改善が見られた後も、定期的(1〜2年ごと)に再検査することをお勧めする場合があります。

まとめ

🔍 原因不明の不調、諦めないで

遅延型アレルギーは、原因が分かりにくい「なんとなく不調」の背景にあるかもしれません。

主な症状

  • 🌸 肌荒れ、湿疹、ニキビ、口内炎
  • 💪 下痢、便秘、胃もたれ、むくみ、だるさ
  • 🧠 イライラ、強い眠気、集中力低下、ブレインフォグ

当院の遅延型アレルギー検査

  • ✅ 219項目の食品を網羅
  • ✅ 最新技術のマイクロアレイ採用
  • ✅ 少量の採血で検査可能
  • ✅ 約1カ月で結果判明
  • ✅ 医師による詳しい結果説明・食事指導

日常的に食べている食物(小麦、乳製品、大豆など)が、実は体に負担をかけているかもしれません。

原因不明の不調が続く場合は、IgG抗体検査で原因を特定することが、改善への第一歩となります。

気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

📞 遅延型アレルギー検査のご相談はこちら

原因不明の不調、一緒に解決していきましょう。
まずはお気軽にご相談ください。

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